産後の私をここちよく。
長岡の産後セルフケアインストラクター内山麻理子です。
1月に三人目を出産した友人のRちゃんから
「一人で抱え込んだ一人目、二人目の産後を繰り返さないように、今度は産褥期の過ごし方を念入りに準備したのに、やっぱり自分でやったほうがいいんじゃないか?」
と思っていたところ、私のブログを読んで、これは産後特有のものか?とメッセージが届きました。
実家に里帰りするも、ご家族との連携が思うようにうまく取れなかったり、インフルエンザが入り込み、なかなか休めない状況だったそうです。
里帰りって、逆に気を使ってしまったり、身内だからこそ言いたいことを言ってしまう関係だったりして、余計に疲れることありますよね。
予定よりも早く実家を切り上げることも考えませんか?かくいう私がそのパターン・・。いえ、助かることもたくさんあるんです。感謝もします。ただ、しっくりこないこともあります。そして産後はそれにうまく対応できる状態ではないのですよね。
でも、自宅に帰るとなるとそれはそれで、不安もあります。上の子がいればそのぶん手が必要です。
その後、メッセージでやりとりしているうちに、家族以外の風が必要なんだと思って、産褥ヘルプを提案しました。
でも、Rちゃんにとってのヘルプは「何かをしてほしい」よりも、家族以外の人との関わりでした。
実際に会って話すまでは、
「上の子の保育園の送迎が大変、夫の夜勤の時に一人で子供達三人の寝かしつけが不安」
と言っていましたが、会って話してみると、
上の子たちと過ごす時間がないこと、夫への気づかいという名の自分を犠牲にした気持ちとかが出てきて…。
そんなことについて、喧々諤々話すだけでも、気分転換になったようで・・・・。翌日、こんなメッセージが。
昨日はありがとうございました
話すって、大事
話すことで放すことができる、って思いました(笑)
ひっさしぶりに家族以外と話をして、前より言いたいことが言葉でちゃんと出てこない!話せない!ことにも気付き(|| ゜Д゜)
そうか、年末からの入院中から一ヶ月以上、ちゃんと人と話してないじゃん!LINEとかはしてたけど、ちゃんと話す、喋る、こちらのリハビリも必要だな、と。
なのでお時間あったらまたうちに喋りに来てくださいm(_ _)m
来週からお世話になりますm(_ _)m
まずは、大変だよー!助けてー!って誰かに発信できるだけで全然違います。誰かの相談できる、今こういう状態で困っている、それを表に出せる場所が必要だなと思うんです。
私はそれをキャッチできたらと思うんです。はじめましてでも、気にせずにきてください。
今、誰も助けてくれない!!一人でやるしかないって思っているママの力になりたくて。Rちゃんからはこのエピソードを紹介させていただくことをご快諾いただきました。
この記事を書いた人

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認定NPO法人マドレボニータ産後セルフケアインストラクター
ボディメイクトレーナー
自分の生き方を問われた第1子、体力の低下と夫婦関係に悩んだ第2子の出産を通して、出産した女性の産後ケアの重要性を実感。産後ケア教室、産前産後のカラダケア講座、など多数開催。また、オンラインでボディリメイクレッスン開催中。述べ受講者数は約2000人。社会福祉主事任用資格保持。2児の母。
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