産後、「子どもが一番」から離れた時間

産後、「子どもが一番」から離れた時間

猛暑だった今年ですが(まだ終わっていませんが)ここ数日は、涼しい夜や朝があったり雨が降ったりしています。

クーラーをかけなくとも涼しいって体が楽だねーなんて、家族で朝食をとりながら話したりもしました。

 

さて、引き続き7月の産後ケア教室の振り返りです。

今回「マドレボニータ」なる聞きなれない名前の団体のだけど、「産後ケア」や「母が主役」というところに惹かれご受講くださった方がいらっしゃいました。

子どもが生まれてからは「子どもが一番」だったけど、ここでは「お母さんが一番」(もちろん赤ちゃんの尊厳も大切にしています)。

産後ケアもマドレボニータもはじめてだったけど、自分のためにというのも産後ケアはじめてだった、と。

自分のことを話す時間(ワーク&シェアリング)は、大人になってはじめてのことで、最初はめんどくさいと思ったそうです。

でも、とりとめもなく話し、話したことを相手に要約して返してもらうということが、自分にとってより良い時間となった、そうお話ししてくださいました。

体を動かすだけでなく、この話したりようやくしてもらう時間がとても良かった。

と、笑顔で正直に丁寧にお話ししてくださいました。

 

この「良かった」には、実にたくさんのことが詰まっていると思います。

 

・自分のための時間

・とりとめもなく自分のことを話し

・聞いてくれる相手がいて

・フィードバックしてもらえる

 

そのほかにも、

・自分の体をケアする時間を作り

・産後、思い通りに動かなくなった体を自分の意思で動かし

・産後の今の思いを受け止め合える場所

・仲間がそこにいるということ

なども含まれています。

出産すると「母親」という新しい役割を担う。

産後、体力は落ちて体は痛いところだらけで思い通りには動けず、赤ちゃんと一緒に行ける時間とタイミング場所も限られ、授乳やオムツ替え寝かしつけでやることに制限がかかり、自分のための時間なんてどこにもないと思ってしまう。

 

確かにできることは限られてしまうけど、でも私はあえて言いたい。

自分の時間を持つことは、必要だし大切だと思う。

産後の母親こそ、必要だと思っている。

 

 

私自身、子ども達が夏休みに入り、毎日子どもたちの宿題やら行事やらサッカーの調整で溺れそうになっています。

加えて、食事も3食作る、子ども達が家にいる時間が多いので汚れやすく、散らかりやすい、洗濯物がやたらと多い・・・から、できるだけ家でできる仕事を増やしたけれど、どうも家にいる時間が多ければ多いほど、やることが増えるってことに気がついたんです。

家にいれば今のうちにあれもやりたい、これもやりたいって思ってしまう。

しかも、子ども達も母さんが家にいるので何かあれば、母さん、かあさん、カアサーーーーン!とどこからでも、どこまででもやってきては、具体的に要求を述べてくる。

ああ、赤ちゃんは泣いてものを訴えるけれど、喋れるようになり知恵がつくと言葉巧みに私にいろんなことを要求し、説得し、訴えるようになって、ごまかせなくなってくる。

 

それこそ、ハタと気がつくと自分の時間がないんです。

それこそ、「あたしゃあんた達の小間使いじゃないんだわ!」とか思っちゃう。

 

でもね、子どものことをするのが嫌なわけじゃなくて、家事をどうしても最後までやりたいわけじゃなくて、誰かに振り回されない時間が欲しいだけなんです。

ほんの少しでいいんです。

 

だから、最近は割り切って自分の時間を作ります。

今日はお惣菜、掃除はここまで、今日は子ども優先でがっつり遊び、明日はがっつり仕事をする、明後日は美容院へ行く。

そのための根回しもする笑。

疲れたらいつもより早めに休み(子どもより先に寝る。その方が子どもも早く寝る)。

明日できることは明日やる。

 

何でもかんでもいつでもどんな時でも、子どもや家族が一番で、家事も最優先じゃなくて、自分を最優先する時間を持つスキルを習得する。

 

ずっと自分の優先順位を低くしていると、気づかないうちにそれが当たり前になる。

その時間が長ければ長いほど、その癖は抜けにくくなる。

ある時から、急には変えられないし、変えることへの不安と抵抗感は時間が経過すればするほど強くなる。

 

だからこそ、産後からその習慣を身につける。

産後から、自分の時間を作る習慣を上手に取ることをコツコツと地道に続ける。

その積み重ねが、自分を生きることになると思うのです。

 

 

【受付中】8・9月の産後ケア教室
●長岡教室
9月コース 9/12, 19, 26, 10/3 (水)10:00~12:00   残席2

●新潟桜木教室
8-9月コース 8/20, 27, 9/3, 10 (月)10:00~12:00  満席→増席→残席1→満席

 

【受付中】赤ちゃんと楽しめる!産後はじめてのカラダケア講座
●新潟桜木講座 8月6日(月)10:00~11:00
●長岡講座 8月21日(火)10:00~11:00

見た目こだわるカラダづくりは現在調整中です。
しばらくお待ちください。

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

内山 麻理子
内山 麻理子
マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクター
1974年、新潟県小千谷市生まれ。夫・長男・次男の4人家族。
自分の生き方を問われた第1子、体力の低下と夫婦関係に悩んだ第2子の出産を通して、産後のボディケア&フィットネス教室に参加。生き方が180度変わった自身の経験から、産後にこそケアが必要と実感。2011年、マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターになり、東京で産後のボディケア&フィットネス教室を多数開催。2013年より新潟県長岡市に転居し、産後ケアの拡大を決意して活動中。社会福祉主事任用資格保持。
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