産後、自分にかえる時間。

産後、自分にかえる時間。

産後の私をここちよく。
長岡の産後セルフケアインストラクター内山麻理子です。

 

産後ケア教室では二人でペアを組んで話をする時間があります。話す時間は3分で、お題も決まっています。人生、仕事、パートナーシップ(夫婦関係)の中からどれか一つ選んで話します。話す内容は、本人にお任せします。無理やり聞き出すこともしませんし、言葉にできることだけを話していきます。

この時間は何のために取っているかというと自分にかえるためです。

 

この時間は悩みを打ち明ける場所でもないし、上手に自分の話をする時間でもなく、産後という特殊な状況で自分のことなんて構っていられないとか、赤ちゃんのことばっかりとか、夫にむかつくとか、毎日しんどいとか、鬱々としている状況から抜け出して、自分を取り戻す時間なんです。

赤ちゃんとの生活は、時間に追われて授乳や寝かしつけに追われて、自分のことは二の次になったり、自分のやりたいことって何にもできないよって思ったりしませんか。

この状態から、ふいっと抜け出せるのがこの話す時間です。それまで、赤ちゃんでいっぱいいっぱいのところから、視点をぐっと自分に引き戻します。

人生・仕事・パートナーシップ

というと、すっごく真面目で、硬い感じがしますけど、砕いていうと、毎日のこと、ちょっと先の未来、将来のこと、職場のこと、働くこと、趣味のこと、好きな人(夫)のこと、その人と一緒に歩むこれからのこと、家族のことなんです。

そういう話って、出産するまでは友達や夫婦でたくさん話しましたよね?飲みながらお茶しながら時に真剣に、時に面白おかしく。「ちょと、聞いてヨーーーー」って。

でも、出産するとそういう「ちょっと聞いてよ」も「どうしたー?」も気軽に話せる機会が激減するので、出かけたついでにしちゃいましょうよ、ちょうど同じ産後ですし、色々話しましょうよって感じです。もちろん話したくないことは話さなくていいし、言葉にできることだけを言葉にしていきます。

そうすることで、赤ちゃんとの毎日ですっかり忘れていたけれど、そう言えば私って〇〇だったのねとか、親になってこうしなくちゃいけないって思っていたけどそれは本心じゃなかったとか、あるいはすごく不安だったけれど、話してみたらたいしたことなかったっていうことも見えてきます。

それが、自分にかえるってことです。

 

忙しくしていたり、周りの意見を聞きすぎたり、自分がどうしたいかわからないと自分を見失います。情報にも振り回されます。それは産後に限らずです。ただ産後はそれまでと打って変わって赤ちゃん中心の毎日に強制的に切り替わり、ホルモンバランスも乱れ体力も低下しているので身体的にも不安定なので、自分を見失いやすい状態にあります。

 

(5年前、具合の悪い長男の布団に、寂しくなってぬいぐるみ持参で潜り込む次男)

 

そんな時こそ、あえて自分にかえる時間を作るのがいいですよ。

もちろんお家でもできます。1日3分でもいいので、自分を最優先してリラックスする時間を取る、何もしない時間を作るなど簡単なところから始めるといいです。

教室では体を動かしたり、リラックスする時間をとったりしながら、さらに音葉にして自分にかえる時間をとっています。

この記事を書いた人

内山 麻理子
内山 麻理子
マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクター 1974年、新潟県小千谷市生まれ。夫・長男・次男の4人家族。 自分の生き方を問われた第1子、体力の低下と夫婦関係に悩んだ第2子の出産を通して、産後のボディケア&フィットネス教室に参加。生き方が180度変わった自身の経験から、産後にこそケアが必要と実感。2011年、マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターになり、東京で産後のボディケア&フィットネス教室を多数開催。2013年より新潟県長岡市に転居し、産後ケアの拡大を決意して活動中。社会福祉主事任用資格保持。
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