産後こそ「じぶん活動をはじめよう!」

産後こそ「じぶん活動をはじめよう!」

産前産後の心と体を心地よく。
長岡の産後セルフケアインストラクター内山麻理子です。

昨日は、1年間に渡って続けてきた、長岡まちなかキャンパスの「まちづくり市民研究所第4期」の成果報告会でした。テーマは「みんなで育てる、みんなが育つ〜ソーシャル子育て長岡版」です。

1年前の委嘱式から、長岡市の子育てを学び、視察をし、メンバーでディスカッションやグループワークを重ね、ヒアリングや調査をして、どんな風にしたら「みんなで育てる、みんなが育つ」を形にできるかを考えてきました。

私が、提案したのは

こどももおとなもそだちあう「私を育てる」文化を育む

ということでした。子育ては、親がすべきものとか、大変なことではなく、文化としてみんなで担うそうなるためにはどうするか?ということでした。

それには、まず自分を育てるということという答えにたどり着いたのは、自分自身のこと、子どもたちとの関わり方、産後女性の言葉、周囲の方との関わりの中からです。

子どもを育てるスキルとか、知識も大切だけれど、その前に自分を大切にするということ。おとなもこどももです。むしろ大人ほどできていないのでは??と。そして、この1年、自分と何度も向き合った結果、私自身がそれができていなかったなと思ったんです。意識はしているけれど、いざという時に、自分を押し殺す癖があったり、無意識のうちに自分の好きを引っ込めたり、そんなつもりがなくても、それを繰り返すうちに、私の好きがなんなのか、何をすると私が喜ぶのかわからなくなっていたという気づきは、かなり衝撃的でした。

自分に鈍感になる。

 

教室でも何度も「自分の体を大切に」と何度も呪文のように言っているけれど、です。

そして、その自分を押し殺す癖は、子どもたちにも無意識のうちに影響しているということにも、改めて気づかされました。ショックでした。そして、怖くもなりました。

「好きなこと」は、自分にエネルギーを与えてくれる。好きなことはたとえどんな些細なことでも自分を支えてくれる。だから、相手の好きは否定しない。ごく当たり前のことのようで、忙しさや余裕のなさと、なんでしょう、大人だからとか、親なんだからとか、普通はとか、そういうことの中で、自分の好きも目の前の相手の好きも、さらっと流すことができる。それって、悲しいし希望の種を摘み取るようなことなんだと。

産後の女性が、自分のことは二の次に子どもや家族を最優先すること。
小さな、喜びさえ我慢してしまうこと。

時には、そういう選択をせざるおえないこともあるかもしれない。でも、自分の好きや楽しいいことや、心が安らぐことを、どんな小さなことでも何度も押さえ込んでしまうと、いつのまにかそれが当たり前になってしまう。次第に当たり前になるって、気づきにくい。

そう、私自身も、いつの間にか、押さえ込んでいないつもりが、「たいしたことはない」から我慢しようと思っていたと気づきました。当たり前になって、前は好きだったことに全然ワクワクしなくなった時の絶望感。それは生きている喜びを感じることができなくなった瞬間でもありました。

気が付いた時は、ショックだったけれど、今は気が付いてよかったと思っています。なぜなら、いくらでも取り戻せるから。

好きなことをもう一度やってみる。自分の感覚にその時だけは集中して、どう感じるか?それを繰り返すだけです。30秒でも1分でも自分に意識を向ける、それだけで変わってくると思うんです。

自分の感覚に敏感になる。

そこから、生まれたのが「私を育てる」でした。ちょっと前置きが長くなりました。報告会のプレゼンではでは、ここまで話せなかったのが、私自身の次回の課題ですが(報告会はもうないけれど)、ここは私のブログなので、まとまりないですが、思いの丈を連ねてみました。

で、せっかくなので、当日の原稿をシェアしたいと思います。プレゼンではパワーポイントも使いましたし、原稿通りに話したわけではないのですが、伝えたいことは同じす。

読んでいただけると、嬉しいです。

 

【こどもも おとなも そだちあう 「私を育てる」文化を育む】

こんにちは!内山麻理子です。

私は、おとなもこどももそだちあう、「私を育てる」文化を育むという提案をしたいと思います。

子育てを親がすべきもの、大変なことではなく、文化にしちゃおう!という提案です。

 

子育てと言うと、ついてくる言葉があります。

それは「支援」です。

「支援」(苦境にある人団体に)力を添えて助けること。

しかし、私たちのテーマは「みんなで育てる、みんなが育つ」です。そこで、「育つ」に焦点を当てました。

「育つ」生まれてから一人前になるまでの過程を進む。成長する。

これは、子ども限った話ではありません。大人でも言えることです。

実際、親になってみて子供に育てられているなと感じることがよくあります。

人は人と人との関わりの中で育つということです。

 

もう一つ、私にはどうしても気になった調査がありました。

内閣府による、10代から20代を対象にした自己肯定感調査。

自分自身に満足している。

諸外国に比べて日本はダントツ低いです。

年齢別で見ると、20代の低さが気になります。親になっている世代です。

そして、将来への希望。

他国では、80%以上の数字が出ている中、日本は61.6%です。

 

これらから見えてきたのは、育ち合える関係を作れる、まずは「私を育てる」でした。

 

そこで提案したいのが「じぶん活動です」

じぶん活動。

「私が私らしくいられる活動」です。

自分が好きなこと、落ち着くこと、楽しめる活動。

小さいけれど「私が私でいいんだと思える」喜びを得られること。

お茶を飲む。

好きなスポーツをする観戦する。

お気に入りのシールを貼る

草取り、掃除の人もいるかもしれません。

冷蔵庫と壁の隙間に入る。

 

これなら、子どもだけでなく大人だって今すぐにできます。

 

自分を好きになる、大切にする、誇らしく思う。

自己尊重を育むことができます。

好きなことは、希望を生みます。

 

その気持ちは、お互いのじぶん活動を認め合い尊重し合えるのではないでしょうか。

 

そして「じぶん活動」を地域に広げていきます。

「私を育てる」第3の場所を。

家庭と学校、家庭と職場以外の第3の場所、そこで、さらに多世代の人との関係を育みます。

 

例えば市内に60箇所ある、まちの駅とのコラボ、また、高齢者施設にあるキッズスペースを活用した交流など。

ヒアリングの中で、高齢者や介護世代も多様性を求めているという声を聞きました。

子育て世代もそうですよね。

それならば、手を取り合いましょう。

恥ずかしい?難しい??そんな時こそ、じぶん活動を発揮する時です

じぶん活動を認め合う、個性豊かな子どもや大人が関わりあう。

長岡で、自分の好きなことをしたい、夢を実現させたい。

そんな子どももおとなも暮らす街。

 

小さなじぶん活動から、こどももおとなもそだちあう

「私を育てる」を文化として育んでいく。

それが私の提案です。

 

長岡まちなかキャンパス まちづくり市民研究所 第4期

内山麻理子

この記事を書いた人

内山 麻理子
内山 麻理子
マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクター
1974年、新潟県小千谷市生まれ。夫・長男・次男の4人家族。
自分の生き方を問われた第1子、体力の低下と夫婦関係に悩んだ第2子の出産を通して、産後のボディケア&フィットネス教室に参加。生き方が180度変わった自身の経験から、産後にこそケアが必要と実感。2011年、マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターになり、東京で産後のボディケア&フィットネス教室を多数開催。2013年より新潟県長岡市に転居し、産後ケアの拡大を決意して活動中。社会福祉主事任用資格保持。
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