「母親」の前に「一人の人間」であること

「母親」の前に「一人の人間」であること

産前産後の心と体を心地よく!
長岡の産後セルフケアインストラクター内山麻理子です。

今、こんな本を読んでいます。

「完璧な親なんていない!」
ジャニス・ウッド・キャタノ著/三沢直子監修/幾島幸子翻訳/「ひとなる書房」

 

 

今、ながおかまちなかキャンパスのまちづくり市民研究所で、市民研究員をしていて、長岡の子育てについて調査研究しています。

その過程でいろいろ調べていくうちに出会ったのがこの本。

子育て関係、産前産後関係では当たり前のように知られている本のようですが、私は知らなかった。でも、そんなことは問題ではなくて、今このタイミングで出会えたことが、面白いというか感慨深いなと思うんです。

この本は表紙に書いてある通り、カナダ生まれの子育てテキストなんですけど、開いて、読んでいくうちにいくつかの衝撃が!タイトルも、もちろん印象的なんですけれど。

まずは親とは「一人の人間であること」「完璧でなくていいこと」「自分の時間や生活を大切にすること」「自分を肯定すること」から、入ります。

いろんな角度から、一人の人間として考え考えることができるような内容になっている。

そして、子育てブックにありがちな「ママ」と「赤ちゃん」が主語ではないことが素晴らしい!お母さんだから、お父さんだからという役割りにも縛られていないということ。実に、気持ちがいいし、内容がすっと頭に入ってくる。

親も子も一人の人間であり、尊厳が守られていて、自分という存在を素直に肯定できる。当たり前のようでいて、大切なことなんだけど、どうもどこかに押しやられているなと感じる、今日この頃。

一人の人間として生きていくために、必要で大切なことが、育児テキストの冒頭に書かれている。それも、一人の人間に寄り添うように、変な慰めも否定もない。ああ、だから素直に読めるんだなと思いました。

私自身、子育てに関する本をほとんど買ったことはなくて。どんな親になりたいか?って考えた時に、オリジナルでいくしかないと思っていた。私のところに生まれてきた子どもたちもオリジナルで夫もオリジナルだし、この組み合わせも唯一無二。ならば、もうオリジナルだよね、と。理屈じゃなくてガチで!!と手探りでやってきた。そんな私が、感動したこの本。そうそう、そういうことよね!!と、頷きながら読んだのです。

 

 

 

「人に迷惑をかけない」「みんなと同じように」を教えられてきた。でも、その前に、そのもっと根っこの部分にある「自分」を我慢させないで大切にするということを、当たり前のように言ってもらえるってすごく重要だと思うんですよね。

 

そして、子育てに関する知識や情報が星の数ほどあって、質が良い悪いもあって、正しいことも間違っていることもあって、何を選んだら良いのか・・・・。情報を選びとる力が大事だと言われても、それってどんな力?

私は、そんな時に必要なのは、情報ではなくて「自分」だったり「自己肯定感」だと思うんです。情報に左右される時は、ほぼ自己肯定感が低かったり、自分に自信がない時だったりしませんか?

私も一人の親として、子育てに関するものや情報に流されないようにするためには、一人の人間としての自分なんだと「この本と出会って」改めて思ったんです。

 

 

市民研究所の今年のテーマは子育てで「みんなが育つ、みんなで育てる」というもの。調査研究の後に企画書をまとめ、政策提言まで持っていくのです。発表は9月!時間がない!期限もあるし、企画書となるとどうもカタチを作ろうとしてしまう。調べて、ヒアリングに行って、聞けば聞くほど、ぐるぐるしてくる・・・。

そして、ぐるぐるしたまま、今日は終わります・・・。

 

 

 

この記事を書いた人

内山 麻理子
内山 麻理子
マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクター
1974年、新潟県小千谷市生まれ。夫・長男・次男の4人家族。
自分の生き方を問われた第1子、体力の低下と夫婦関係に悩んだ第2子の出産を通して、産後のボディケア&フィットネス教室に参加。生き方が180度変わった自身の経験から、産後にこそケアが必要と実感。2011年、マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターになり、東京で産後のボディケア&フィットネス教室を多数開催。2013年より新潟県長岡市に転居し、産後ケアの拡大を決意して活動中。社会福祉主事任用資格保持。
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