次男から胸を「どん!」と突かれた話

次男から胸を「どん!」と突かれた話

産前産後の心と体を心地よく。
長岡の産後セルフケアインストラクター内山麻理子です。

いよいよGWに突入ですね。11年前の今頃は長男の産後2週間目で、寝不足と授乳でいっぱいいっぱいでした。

 

今日、掃除をしていたら、次男が1年生の終わりに書いた「2年生になったらがんばりたいこと」という作文が出てきました。

初めて読むその作文には(なぜ今頃それが出てくるのかは置いておいて笑)普段、次男がなかなか口にしないことがたくさん書いてあって、読んでいて涙がこみ上げてきました。そこには「2年生になったらがんばりたいこと」が3つ書いてあり、それがなぜがんばりたいことなのか、「なぜなら」という理由と、どうなりたいかまで書いてありました。

 

次男は「ことば」が少し苦手です。話すこと聞くことは問題なくできるのですが、文字にする、文字を覚えること、文章が苦手です。

 

本人はそれを苦手だと思っていても、その奥にある気持ちはなかなか口にしません。だからと言って、逃げることもしなくて、自分なりに克服しようと頑張っています。

でも、心の中では、相当な葛藤があるようで、悔しかったり苛立ったりしてどうしようもなくなると私にぶつかってきます。

私にぶつかってくる時は、その悔しい気持ちは言いません。全く別のことで私を責めたり、理不尽なことを言ってきたり。あまのじゃくだなと思うことも。とにかく自分でどうしようもできない苛立ちを解消しようと、ほぼ八つ当たり状態です。素直に言えなくて苦しいのだろうなと思います。

次男が葛藤し、戦っているんだろうなとわかっている時は、ひたすら受け止めます。何が悔しいのかを言いたくない時は無理やり聞き出さず、抱っこしたり次男の要求を受け入れたりします。

でも、私が受け止められない時もあります。例えば先日の話です。宿題をしていて、苦手なことが出てきた時。苦手だからといって「やらない」と言う選択肢は次男にはなく、できるようになりたい気持ちがあるので、できないと相当苦しくなります。どうしようもなくなって、バーンと爆発することがあります。(夕方、疲れているとなおさら)そんなことがしょっちゅうなので、私も疲れているとケンカになりやすいです。そうすると、ポロっと「僕だって頑張っているのに、できないんだもん・・・・」と、言えたりします。私も、そうだよね、こちらこそごめんねと反省して、じゃあ、どうしようか?と一緒に考えます。そうしてるとだんだん冷静になるようで、その後は落ち着いて取り組めるようになります。

私も、親としてと言うよりも、一人の大人としてこの子とどう向き合うか、その度に考えさせられます。大人げなくてごめんね・・・と思うこともしょっちゅうです。

 

 

また、次男は文字が苦手でも、話すことや聞くことはなんら問題なく、時には大人びたことを言うので、こちらが困ることもあります。でも、その自分の葛藤や悔しい気持ちはなかなか口にしません。

 

今日読んだ作文には、普段聞くことができない葛藤や「苦手なことを克服したい」という強い気持ちが素直に書かれていて、どん!と胸を打たれました。ストレートな嘘のない気持ちって、どんな言葉よりも胸に響きます。そして、何よりも苦手な文章でそれをわかりやすく簡潔に表現できるようになっているだけでなく、「3年生になったら」まで想いを馳せていました。

見えないところでも頑張っていること、決して諦めていないこと、苦しいけれど希望を持っている。

そんなあり方に、感動もしたし、反省もしたし、私ももっと頑張りたいし、どうしてこんなにいい子に育ったのか不思議だし(親ばかですけど、いいの)このまま育っていってほしいし、でも「苦手」を抱えていくことへの心配もあるし、わかっているようでわかっていない自分も情けなくなったり、成長を素直に喜んだり・・・・いろんな複雑な思いが一気にこみ上げてきてしまった。

あかん、私負けてるわ、かなわないなと思ってしまった。

実は、その少し前に、次男の服が長男のところに入っていて、それを私が探し出したら「なんでそこに入っているの!!!」と怒った次男。最近は、自分の服は自分で畳むようにしていて、それをめんどくさがってやらないのです。なので、「間違えてしまうこともは誰でもある。(誰がやったのかはわからない)自分で洋服をたたまないし、しまわないで人にやってもらっていて、それで怒るならば、自分でやるのが一番じゃない?特にあなたは自分で管理できているのが一番確実でしょ?」と聞くと、「まあそうだけど」と笑っていました。そう、次男は自分のものを管理するのは得意だし、それを自覚しているのです。

そんなやりとりがあってからの、次男の作文発見。偉そうなこと言った自分がちと恥ずかしくもあり情けない。次男、頑張っています。私も頑張らないとな、負けていられないなと思ったのです。

こんな気持ちにさせてくれる次男に、感謝の気持ちいっぱいです。

これを書いていても、整理がつかずに泣けてくるのだけど。でもな、私ももっと頑張らないとな、この子に恥ずかしくないように生きないとな。

生きていくのは大変なこともあるけど、楽しいなと思えるような人になってほしい。そのために私ができることって、自分の人生を一生懸命生きることと、大切にしたい人とはまっすぐに向き合うことなんだなと改めて思いました。

母親ってなんだろうなーよりも、一人の人間としてのあり方を「親」という角度から考えられるようになる。そうやって母親をさせてもらっています。

 

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この記事を書いた人

内山 麻理子
内山 麻理子
マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクター
1974年、新潟県小千谷市生まれ。夫・長男・次男の4人家族。
自分の生き方を問われた第1子、体力の低下と夫婦関係に悩んだ第2子の出産を通して、産後のボディケア&フィットネス教室に参加。生き方が180度変わった自身の経験から、産後にこそケアが必要と実感。2011年、マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターになり、東京で産後のボディケア&フィットネス教室を多数開催。2013年より新潟県長岡市に転居し、産後ケアの拡大を決意して活動中。社会福祉主事任用資格保持。
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