子どもだって自分の言葉を持っている。言葉と共感はココロがコロコロ動く。

子どもだって自分の言葉を持っている。言葉と共感はココロがコロコロ動く。

産前産後の心と体を心地よく!
新潟県長岡市の産後セルフケアインストラクター内山麻理子です。

今日は、次男のあさがお観察日記にお付き合いしました。描きたくなーーーいという次男は手がすすまず不機嫌。その横で私はクーピーペンシルを眺めていました。その中に「あおみどり」を見つけました。私が子どもの頃こんな色なかった!トルコ石に似た色だけど、みどりでもあおでもなくあおみどり。きれいだねーーって手に取って色を塗ってみると、次男も「いいでしょ?俺も好きなんだー。かっこいいよね。でもね、みどりとあおでもこの色が作れるんだよ!!」と得意げに言い、描いて見せた。一瞬にして機嫌が治った。あおみどりの良さを二人でひとしきり語ると、次男は止まっていた手がすいすい動き、あっという間に日記を完成させた。葉っぱの色にあおみどりを使っていた。

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楽しい、嬉しい、好きなこと、それを共有することって、心がコロコロと動く感じ。それを次男も私も感じて、急にその場の空気が変わった。あおみどりサンキュー!

子どもの、楽しい、嬉しい、好きだという気持ちって日常の中にきっとたくさんあって、私はたくさん見逃しているんだろうな。でも、全部を知ることはできなくても、こうして言葉にして話してくれるおかげで私は知ることができる。ありがとうね~と素直に思う。

夏休みで、子どもたちとの時間が増える分、イライラすることも増えているのだけどこういう時間があることもまた事実。言葉にしなくちゃ分からないことがたくさんある。そして、子どもが自分の言葉で気持ちや考えていることを話してくれる。ああ、ここまで来たんだなと、次男が赤ちゃんの頃や産後を思い出す。

 

先日、海に行ってきました。長岡に住むようになって毎年行っているのが、柏崎市西山町の石地海岸。あれ?っていうくらい遠浅で、子どもたちが遊びやすいのでおススメです。

私は主にうきわでプカプカ浮かんだり、魚を探してみたり癒された時間を過ごしました。子どもたちは、波に押されてみたり、友人夫婦と水中鬼ごっこ、ドッジボールをしたり、水中観察、貝殻集めをしたり、海藻を拾ってみたりと相当満喫していました。私の夫が仕事で行けなかったのですが、友人夫婦とその息子君のおかげです。

次男がおっきい子になんとかくっついて遊ぶ様子に成長を感じる今日この頃。「ママ~(T_T)」とかいって泣きついてこなくなりました。うんうん。

朝8時半から午後4時くらいまで海で遊びに遊びました。二人とも満足げな表情で帰宅しました。

「楽しかったね~海。また行きたいね!」と言う次男に「何して遊んだのが一番楽しかった?」と聞くと、なんと「貝殻集め!」という答えが。予想していなかったので意外でした。でも、そう言えば友人の息子君も長男も次男も一番長いことやっていたし、大物だろうが小物だろうが嬉しそうに見せに来てたっけね。この貝殻集めは、砂浜ではなく海に潜ってやっていたのです。

「あのね、難しいんだよ。貝かな?と思うと違っていたりしてね、ちぇーって思うの。でねー、一番の強敵が波!!お、あった!!って思っても波が来るとね、うわ~って違う場所に連れていかれて遠くなって手が届かないんだよ!!」

と話しだしまして。それを聞いていた長男も、

「そうそう、そうなんだよ!取ろうと思って手を伸ばした瞬間に波が来ると砂がぶわーって動いて、貝が隠れるしさ!でも俺も貝殻集めが一番おもしろかったなぁ」

「ぁ、あとね、やったーーと思って、手を強く出すとさ、砂が動いてぶわーーーーってくもって、貝が見えなくなるんだよね。そーーーっとゆっくりしないとねぇ~。でもゆっくりやると次の波が来るんだよ~(T_T)」

「そーそー!!だからね、ゲットできると嬉しいんだよねーーーー」

夏休みで、二人の時間が増えてその分ケンカも増えののしり合っているけれど(笑)、こんなことで盛り上がれるとは。きっと、心がコロコロと動いていたんだろうな。

にしても、貝殻をゲットしたい気持ち、うまくいかない悔しい気持ち。その葛藤。そこから生まれる、どうしたら手に入れることができるかを考え、トライする。何べんも何べんもチャレンジして手に入れたとなると、それは嬉しい!だから、どんな小さいものでも見せに来ていたんだ。あの時、貝殻集めなんて何が楽しいの?って思ってごめんね。母さんの想像力が足りなかったよ・・・と反省。子どもたちのこのやりとりを聞かなかったら、そんなことにも気付けなかったよ。

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で、夏休みと同時に激務がスタートし、あまり会うことがなかった夫に貝殻集めの話をしました。休日出勤、平日は早朝に出て夜遅くに帰宅の毎日だったので、メールや話せる時間で日々のことをやりとりしていましたが、この話だけは直接したかった。すごく貴重な話だし成長を一緒に感じたかった。

激務で顔がこわばりがちだった夫ですが、この時は「俺たちが知らないところで、いろんなこと考えて育っているんだな~」と嬉しそうでした。そうだね、何がどんなふうに楽しいかを語る言葉をちゃんともってて、遊びの中でも学びがあって、考えているんだって。親の想像をはるかに超えて子どもは成長しているよね~うんうん、なんて珍しく二人でそろってほのぼのした。珍しく感じるのは、なかなか話す時間がなかったからかもしれない。

これもまた、心がコロコロ動いた時間。

話さなくちゃそういうのもわかんなかったなーー。目の前のやらなくちゃいけない宿題とか、仕事とか、家事に追われるとそっちばかりに目が向くけど、こういう時間はあえてちゃんと取らないと、そしてちゃんと聞こうとしないと大事なことを見落としてしまう。

どんなに忙しくても話す時間をあえて取る。

今日は、長男がサッカー合宿から帰ってくるのでいろいろ話が聞けたらなと思います。

 

 

 

 

この記事を書いた人

内山 麻理子
内山 麻理子
マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクター
1974年、新潟県小千谷市生まれ。夫・長男・次男の4人家族。
自分の生き方を問われた第1子、体力の低下と夫婦関係に悩んだ第2子の出産を通して、産後のボディケア&フィットネス教室に参加。生き方が180度変わった自身の経験から、産後にこそケアが必要と実感。2011年、マドレボニータ認定 産後セルフケアインストラクターになり、東京で産後のボディケア&フィットネス教室を多数開催。2013年より新潟県長岡市に転居し、産後ケアの拡大を決意して活動中。社会福祉主事任用資格保持。
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